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2020年のコロナから会議をWEBで行う機会が増えましたね。
また、対面式のセミナーも演者、座長だけが配信会場で発信を行うことも増えてきました。
コロナが明けた現在でもあの頃の利便性からWEBで実施する機会は今でも多いかと思います。
時として、会議で6名は現地に集まっているが3名は外部からWEBで入るケースや、時としてセミナーでは2つの会場からそれぞれ講演を行うケースなど、様々なパターンが行われるようになりました。
その都度、複数のマイクスピーカーを使い分けたり、ピンマイクを使用したり、頭を悩ませながら実施してきたかと思います。
私も様々な状況に合わせた選択を迫られ、それが初めて行うパターンであれば失敗をしてしまわないか夜も眠れない日もありました。
今回はそれらを全て解決できる、実際に解決できたAnker Work SR500について紹介させていただきます。
購入して1年程度が経過しましたので1年レビューという意味合いも含んでおります。
目次
はじめに
流れとしては、WEB会議、WEBセミナーで困る事例とその原因を挙げさせていただきます。
その後、Anker Work SR500 がなぜ全てを解決できるかという点をご紹介いたします。
WEB会議で困る事例とその原因
現地の声が聞こえにくい
- 一般的に1台のマイクスピーカーを机の真ん中もしくはファシリテーターの前に置き、現地参加者の声を遠隔参加者に届けるという運用になりますが、一般的なマイクスピーカーは1m以内であればしっかり音を拾うものの、それ以上離れるに連れて音を拾いにくくなります
- その結果、マイクスピーカーから遠い現地参加者の声が遠隔参加者には聞こえず、遠隔参加者は諦めの境地に達して、存在を消す、まさに「蚊帳の外」状態に陥ってしまいます
- 喋られる位置が限定されてしまう場合、自然なディスカッションができなくなります
あるあるな流れ(この世で一番不毛な時間)
- 遠隔参加者「あ、すみません聞こえにくいのでもう一度喋ってもらえますか?」
- 現地参加者「すみません、今からマイクに近付いて喋るのでちょっとお待ちください、、聞こえますか?」
- 遠隔参加者「今クリアです。すみません有難うございます」
- ファシリ 「皆さん、次から発言する時はこのマイクに近付いてから喋ってください」
- 現地参加者「分かりました」
WEBセミナーの場合
現地に複数名の演者+聴講者に加えて、遠隔(WEB)にもう1名の別の演者がいる場合
- 音が聞こえにくい(遠隔参加者からみて)
- コロナが明けたとはいえ、ある程度の距離を持って開催するため、1m以上は離してそれぞれ座ることが多いかと思います。4名の発言者の間にマイクスピーカーを置いた場合、音をしっかりと拾えない。もしくは声が小さい演者の場合、遠隔参加者にしっかりと声を届けられない
- ピンマイクがヒーローになれるかと期待するも、ヒーローにはなれない
- ピンマイクを使用するケースもありますが、その場合でも演者が有難迷惑なことに声量が大きい場合、他の演者のピンマイクから音を拾い、音が二重になってしまうケースも起きます
- その都度、ミュートを掛けるのもありですが、ミュートの状態のまま突然演者が話し出した場合、ミュートのままになっているため何も聞こえないという事件も起きます
- また、遠隔の演者の声を別のスピーカーから流した場合、ピンマイクで拾ってしまうためピンマイクは全てミュートにする必要が出てきます
- 音が聞こえにくい(現地聴講者からみて)
- 遠隔(WEB)演者の声が一般的なマイクスピーカーでは現地聴講者にとっては聞こえにくいという弱点もあります
問題点のまとめ
考えるだけでしんどくなってきましたね。結局は下記3つの問題点に集約されます。
- 現地の声が聞こえにくい問題(遠隔参加者からみて)
- ハウリングや音を二重に拾ってしまう問題
- 音量、音質の問題
Anker Work SR500の特徴
優れた集音性能マイク
- 高感度のマイクを8つ内蔵し、約5m以内の音声を360°全方向からクリアに集音することが可能
- 1台で最大12人程度の小〜中規模の会議室に対応
- 会議室の環境をAIが自動で識別し、会議中の雑音やキーボードの入力音等のバックグランドノイズを除去することで通話相手にクリアな音声を届けます
WEB会議で使用した場合
- 12名現地参加のWEB会議でもこのマイクスピーカーを真ん中に置くことで遠隔参加者にしっかりと音を届けます
- Ankerのマイクスピーカーは全モデルに音量を自動で調整してくれる機能が付いているため、声の小さな人がいても、マイクスピーカーまでの距離があり声があまり拾えない人でも一定の音量で外部に届けてくれます
- また、ページをめくる音やクリック音、雑談などをAIが自動で判断して消してくれます
WEBセミナーで使用した場合
- 4名ほど発言者がいる場合、その間に置いてしまえばもうそれで全ての準備は完了です
- スピーカーと発言者の距離が遠くても3m以内になるかと思いますが、その間であれば十分クリアに聞こえます
- 更に遠隔からの発言や講演があった場合、現地会場が50名(スクール形式)程でも非常に大きなボリュームで、非常に質の高い音をお届けできます
- また、Anker work SR500を基本的にはミュートOFFの状態にし続けていればOKなので面倒なミュートON・OFFの作業への負担、ストレス、不安が無くなります
気になる点を強いて挙げるとするなら、、、
準備・片付けが面倒
- 給電には専用のアダプターが必要でありコンセントに繋ぎ、次にCtoA(もしくは付属の変換アダプターを使用しCtoC)コードにてPCと接続します
- 本体には2箇所、コードの流れを逃すための穴が空いており、そこを通します
- 最近では給電不要でPCにUSBAもしくはUSBCを繋ぐだけで完了という製品も多いため、面倒に感じます
保管に困る
付属品も含めるとそれなりの大きさになる
- 使い終わったらその都度、製品の箱に戻すのが良いかと思います
- 通常のマイクスピーカーに比べるとそれなりに大きいため、カバンに忍ばせるという考え方はできず持ち運びもきつくなります
- 自宅、もしくはオフィスにて保管しておいて、いざWEB会議やWEBセミナーで使う際には持ち出すという運用になります
まとめ
得られるメリットがデメリットを圧倒的に上回る
- 準備、片付け、保管、持ち運び、値段(40,000円程度)のデメリットはありますが、メリットがそれらを圧倒的に上回りました
- 私の場合、使用頻度は2ヶ月に1回程度でしたが、WEB会議、WEBセミナー前に「まぁ、あれがあるからどうにかなるか」という安心感、心強さもかなりあります
ヒーローになれる
- 自分が主催するWEB会議、WEBセミナー以外でも「あれ、貸してくれませんか?」と言われる機会が増えます
- その都度、この使い勝手の良さに感動いただき、感謝されます(ただ、誰1人として自分で購入しようとはしません)
最後に
個人での購入はもちろんながら、会社での経費購入もお勧めです
- 非常に高価なためなかなか手が出ない気持ちも分かります
- 会社として経費にて1台購入することもお勧めします
- 安心のAnker製であることも考えると今後10年程度の間、これ1台あれば数十回、数百回の会議、セミナーに対応できますので決してコスパは悪くないかと思います
- ピンマイクに心揺らいで購入したり、小型マイクスピーカーを買い足したりと紆余曲折してしまう可能性もありますのでこれ1台で生きていくという決断をお勧めします
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